2008年 上海アートフェア


ART SHANGHAI 2008(上海アートフェア2008)は、2008年4月16日〜4月20日に、上海世貿商城で開催された。
151のブースに中国・日本・韓国・台湾・フランス・アメリカから130のアートギャラリーが参加し、初日、2日目と雨にもかかわらず、大勢の人で賑わいました。

IAOファインアーツも吉田嘉名、吉田シオリ、草間彌生を出品。草間彌生の人気はここでも絶大で、5点の作品が売却されました。吉田嘉名の作品の前は写真を撮る人が後をたたず、その注目度は他のディーラーからも圧倒的でした。
 入り口にこしかけた奈良美智の人形の前では記念撮影をする人が大勢いました。

さすが、活況を呈する中国・上海の姿をそのまま感じたアートフェスタでした。

 

   

IAOファインアーツ、ディレクター武石淳さんを迎えて

http://www.99ys.com/tb_News/news_a.asp?id=13164
↑クリックで動画が見れます。

内容:

99:皆さんこんにちは。こちらは99芸術サイト上海春季アートフェアサロンです。ゲストをご紹介しましょう、日本からお越しのIAOファインアーツ、ディレクター武石淳さんです。武石淳さん、こんにちは。

武石:こんにちは。

99:IAOははじめて上海のアートフェアに参加されたのですか。

武石:はい。中国の経済力は非常に強大で発展しているので、アートフェアで日本の若い作家の作品を紹介して、上海の新しいビルや建物に合うような作品を提供したいと思って来ました。

99:はじめての中国のアートフェアに参加されたとのことですが、なぜ上海春季アートフェアをお選びになったのでしょうか経営理念上もしくは、催しの特色上、どのようなことが武石さんの興味を引いたのでしょうか。

武石:今美術業界の流れは、ひとつのギャラリーで発表する時代から、アートフェアやオークションで発表する時代です。そういう意味でアートフェアを選んだわけです。

99:今回日本の若手現代作家の作品を出品したそうですが、簡単に作品の紹介をしてください。

武石:吉田嘉名、吉田しおり、あとは有名な草間弥生、アンディ・ウォーホル。

99:武石さんは日本の現代アートに大変詳しいそうですが、今回たくさんの中国現代アートをご覧になったかと思います。中国と日本の作家を比較すると、創作上どのような違いがあるか、各々どのような特色があるか教えてください。

武石:日本の若い作家は非常にアニメの影響を受けています。日本の文化で唯一輸出できるものは、昔は浮世絵、今はアニメですね。アニメは30年前から世界の80か国に輸出されていて、そういうアニメを見て育った若い作家たち、世界中の若いコレクターは日本のアニメの影響を受けています。だから日本人の作家の特徴はアニメ的絵画だと思います。中国アーティストはとても個性が強く一目見て中国絵画だと分かります。どの絵画を見ても、今のコンテンポラリーアートは政治的影響の中で自分や家族の社会のあり方を表現していると思います。

99:今回中国のアートフェアに参加し、中国のアート市場がよくおわかりになったのではないでしょうか?目下アート市場における高額作品のオークションおよび加熱するアート市場に、どのようにコレクションの価値やアーティストの価値を判断しているのですか。

武石:独創性があるかどうかを参考にします。有名作家の作品を模倣するのではなく、比較的独創性のある作品が、こういったアートフェアに参加できるし、世界に売り込めます。

99:中国現代アート市場にどのような見解をお持ちですか。

武石:中国の美術市場はすごいものがあります。今まではニューヨークやロンドンが中心だったのが、香港のオークションが入ってきて、ニューヨークやロンドンを凌ぐような数字の伸びを見せています。これはほとんど中国人アーティストの作品が高くなったおかげで、香港のオークションがニューヨークと肩を並べてきているくらい、ちょっと高いじゃないかと思います。これがいつまで持つか、中国の経済次第だと思います。

99:最後にIAOは今後どのような中国の大規模なアートフェアを控えていますか?

武石:今回は上海、今度は北京、香港。この3都市は今後とも参加していきたいと思います。

99:中国のアートフェアを巡回されるんですね。武石さん、ありがとうございました。

 

2008年上海アートフェアにて